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大人になってから剣道を始めた人の場合、どうしても学生時代から剣道を続けてきた人と
比べて不利なケースが少なくありません。

たとえ、他のスポーツを続けていたとしても、剣道で求められる身体能力や経験値を身に
つけているわけではありませんから無理もない話ですが、過去に剣道経験があっても空白
期間があると当時の感覚を取り戻そうとして逆効果になる場合が少なくない
のです。

かつて剣道をやっていた頃と、現在とでは体が違うという点が抜け落ちているからです。

一桁から10代、20代といった身体能力のピークの頃と、老化が進行している中高年の今と
では思い通りに体が動かないのも当然ですし、反射神経なども落ちているからです。

ある程度のレベルまでは、日頃の稽古と基礎トレーニングでカバーできますが、かつての
自分と同じ動きができないというギャップに苦しむよりは、全くゼロからやり直すという
感覚で取り組んだ方が良い場合も少なくありません。

東京都中野区にある武道学園純正館道場特任師範で教士八段の林朗さんは、一般論として
大人になってから剣道を始めた・再開した人は、若い頃から剣道を続けてきた人と比べて
以下の3つのハンデがあると指摘します。

  • 肩の柔軟性が悪い(竹刀の動きが悪くなる)
  • 手首・肘が固い(素振り稽古を続けられない)
  • 下半身が固い(足さばきが悪くなる)

これらの問題を放置した状態で、とにかく素振りを続けていたり、稽古量を増やせば解決
するといった発想は危険
だと林さんは指摘します。

そこで、これらの3つの問題点を解消しながら、剣道を上達させるためのポイントとして
林さんは、こちらも3つのポイントがあると指摘します。

  • 剣道に適した身体の基本を理解する
  • 現状にあった基本稽古の内容を理解して実践する
  • 応用稽古を正しい順番で実践する

これらの具体的な内容に関しては「大人剣道・上達プログラム」にまとめられているわけ
ですが、1ヶ月程度、実践していると今までと全く違う動きができることに驚くかもしれ
ません。

中高年が効率良く剣道を上達する
という意味が理解できると思います。

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